巻き爪テーピング法~セルフケアで巻き爪による痛みを軽減!?
前回のコラムでは自宅でできる巻き爪のセルフケアをいくつかご紹介しましたが、今回はその中のひとつ「テーピング法」について詳しく紹介させていただきます。
テーピング法とは、巻き爪によって食い込んでしまった皮膚をテーピングによって引き離すことです。
爪と皮膚を引き離すことによって爪の食い込みで生じる痛みや腫れを軽減してくれます。
今回のコラムではテーピング法の実際のやり方やメリット・デメリットについてご紹介していきます。
前回のセルフケアについての記事はこちら
⇒自分でできる巻き爪の治し方は?自宅セルフケアをご紹介!
自宅でできる巻き爪テーピング法
巻き爪が痛い、巻き爪かは分からないけど爪周りの皮膚に違和感や痛みのある方にぜひテーピング法をお試しいただきたいです。
なぜテーピング法がおすすめかというと、誰でも簡単に試すことができますし、巻き爪によって痛くなりだした皮膚への応急処置にもなります。
テーピング法をおすすめする理由について紹介していきます。
誰でも簡単に試せる
巻き爪テーピング法は市販で売られているテーピングで簡単にできますので、そちらをご用意していただくだけです。セルフでできるのですぐにお試しできます。
応急処置、予防ができる
テーピングは市販で簡単に購入できるので、爪が皮膚に食い込んで爪周りが痛くなりそうなときや、外出先で急に爪周りの皮膚が痛くなってしまったときに応急処置ができます。
痛くなる前に処置していただくことで皮膚の腫れや痛みの予防もできます。
皮膚にひどい炎症があるまま行うと状態が悪化してしまうことがあります。
その際はセルフケアはせずに皮膚科などで炎症を抑えるお薬を処方していただきましょう。
テーピングの巻き方
テーピングの巻き方は様々ありますが、今回は爪周りに巻いていく代表的な2つをご紹介いたします。
テーピングを貼る前は、皮膚が清潔な状態であることをご確認ください。
皮膚が濡れていたり、クリームや汚れがついている場合は、綺麗にふき取ってから行うことをおすすめします。
①爪と皮膚の間にすき間を作って痛みを緩和させる方法
テーピングの端を爪のすぐ横の皮膚にのせ、そのままぐるっとらせん状に後ろを通って前にテーピングを回しながら貼り付けます。
このとき少し引っ張って巻きつけると皮膚が引っ張られて爪とのすき間ができます。
強く引っ張りすぎると指がテーピングで圧迫され血流が悪くなるので気をつけましょう。
また、両端が巻き爪で痛むようでしたら両側を巻きつけるといいでしょう。
②爪と皮膚の間にテーピングを挟んで痛みを緩和させる方法
爪周りの皮膚にテーピングを爪の間に挟むように一周巻いて、爪の下に挟ませます。
①の皮膚と爪に隙間を作る方法とは違い、引っ張って負荷をかける必要はないです。 爪と皮膚がくっつかないように巻いてみてください。
深爪だとやりにくいので数ミリ爪を伸ばしてから行うことをおすすめします。
テーピングが上手くつかず剥がれてしまうときの対処法
簡単に試すことのできる巻き爪テーピング法ですが、テーピングが上手く皮膚に密着せず剥がれてしまったり、歩いているうちにテーピングが緩んでくる場合があります。
その際はこれからご紹介する方法を実施してみてください。
付ける前に爪周りの皮膚をよく拭き取る
皮膚に汚れや汗、ボディクリーム等がついていたら、テーピングを付ける前にしっかり拭き取っておきましょう。
そうすることで皮膚とテーピングとの密着が高まりテーピングが取れづらくなります。
何枚か重ねて貼る
テーピングを何枚か重ねることで強度が増します。
ただし、強く巻きすぎて血流が悪くならないようにお気を付けください。
伸縮性のあるテープを使う
伸縮性のあるテープを使うことで皮膚をなるべく傷つけずにケアすることができます。
また、伸縮性により皮膚との密着度が高まりテーピングが剥がれにくくなります。
テーピングのメリットや効果
テーピング法は市販で売っているテーピングで、爪が短い方も含め誰もが試してみることができます。
ここではテーピング法のメリットや効果を説明していきます。
誰でも簡単に試せる
テーピングは市販でも売っているので、どなたでも簡単に試してみることができます。
巻き爪によって爪周りの皮膚に違和感が出始めたタイミングや、すぐにサロンや病院に行く時間が取れない方はぜひ試してみてください。
痛みの緩和
自宅で簡単に試せるので、急に痛くなった時やたくさん歩いて痛くなった日などにすぐ試すことができ、早期に対応することにより痛みや腫れの緩和に繋がります。
テーピングのデメリット
巻き爪テーピング法は、誰でも簡単に試せるというメリットもありますが、テーピングを巻く際に気を付けていただきたいことやデメリットもいくつかあります。
その点をまとめましたので参考にしていただければと思います。
衛生面
セルフケアは気になったときにすぐに手軽に行えるメリットがありますが、あくまでも痛みを軽減させる応急処置なので、きちんと消毒をしないと炎症を起こしてしまったり症状を悪化させてしまう可能性があります。
テーピングは毎日付け替えて清潔な状態を保ちましょう。
皮膚のかぶれ
テーピングを毎日つけていると、かぶれやただれを引き起こすことがあります。
このような症状があるとケアサロンではすぐに対応ができず皮膚の炎症がおさまって通常の状態に戻ってからの施術になるので時間がかかってしまいます。
根本的に巻き爪を治すことはできない
巻き爪テーピング法は、爪周りの皮膚の痛みや腫れに対する応急処置なので、根本的に巻き爪を治すことはできません。あくまでも一時的な処置にすぎません。
巻き爪の影響で痛みがひどい方や爪の食い込みが気になる方は当サロンに一度お越しいただき相談していただくことをおすすめします。
巻き爪のテーピング法で痛みを解消!まとめ
痛い巻き爪はテーピング法によって、痛みを軽減することができます。
すぐに購入できるものでできますので、痛みを感じたときにはぜひやってみてください。
巻き爪ケアREPOSでは、巻き爪・陥入爪補正、割れ爪・欠け爪補正を1ヶ所5,500円からお受けしています。
手術はしたくないという方や、痛みに敏感な方でも安心して補正を受けていただけます。
また、当店では薄い爪の為の補強メニューもございます。
医療用のジェルを使用し、活性剤を使用して硬化させるため、ジェルネイル特有の縮む作用はありません。
そのため爪に負荷をかけることなく補強することが可能です。
爪のトラブルでお悩みの方はぜひ一度ご相談にお越しください。
当店では、衛生管理上の観点から細菌感染が認められる場合施術をお断りさせていただきます。
爪水虫の疑いがある場合には、一度皮膚科で細菌検査を受診してからお問い合わせ下さい。
また、ひどく化膿している場合や、出血がみられる場合にも施術をお断りさせていただきます。
ご了承ください。