巻き爪だけど痛くない?放っておくと起こる身体への影響をご紹介
こんにちは!巻き爪ケア新宿『care salon REPOS』店長の遊佐(ゆさ)です。
巻き爪でお悩みの方や、巻き爪補正をお考えの方に向けて、爪に関するお役立ち情報をお届けしています。
今回は、巻き爪だけど痛くない!という場合に、なぜ痛くないのか、また、巻き爪をそのまま放置した場合に起こる身体への影響についてご紹介していきます。
痛みがないというと、軽症であると思われがちですが、それは大きな間違いかもしれません。
後半では、巻き爪を悪化させないための方法についてもご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。
巻き爪のなのに痛くないのはなぜ?
この記事を読んでいる方の中には、私のことだ!と当てはまる方もいるのではないでしょうか。
実は、巻き爪なのに痛くないという方は意外にも多く、そのほとんどの方が痛みがないことに疑問を持ちません。
しかし、巻き爪が痛くないのには、知らずのうちにしてしまっているある行動が原因となっている場合もあります。
ここでは、巻き爪が痛くない理由についてみていきましょう。
潜在的に痛くないように歩いている
実際に、軽度の巻き爪の場合、痛みが出ないということはよくあります。
しかし、明らかに痛みが出ておかしくないほど巻いているのにも関わらず、痛みがないという場合は、痛みを感じないように歩いているということが考えられます。
したがって、本来の足への体重のかけ方では痛みが出るため、姿勢を崩して歩いているということになるのです。
この場合、指を浮かせて歩いていたり、足のアーチ(足の甲の形)を崩している方がほとんどです。
痛みがないのは重症の証!?
痛みがないという場合、軽症だと思われる方も多くいます。
しかし、巻き爪の巻きが強いにも関わらず、痛みがないというのは重症である可能性が高くなります。
なぜなら、巻きが強い場合、巻いて挟んでいる皮膚への圧迫が強いがゆえに、神経が麻痺してしまっていることが考えられるからです。
ある一定の場所に圧力がかかり続けると、感覚や痛覚が鈍くなることがありますが、その感覚に似ています。
こうなってしまうと、痛みを感じないためにそのままにしてしまう方が多く、のちに炎症や出血を起こすため、注意が必要です。
巻き爪を放置するとどうなる?
巻き爪が痛くない場合の考えられる原因についてご紹介しました。
では、もし巻き爪をそのまま放置した場合はどうなるでしょうか?
ここでは、その場合に考えられる身体への影響をご紹介していきます。
腰痛などほかの不調を引き起こす
まず、腰痛と巻き爪?何の関係があるの?と思われた方がいるかもしれません。
ですが、巻き爪でお悩みを持つ方の中には、腰痛や膝の痛みを併発していることがあります。
一見、関連性のないように思いますが、足と腰、体は一直線でつながっています。
そのため、巻き爪の痛みを庇うように歩いている場合には、重心のバランスが崩れ、姿勢も悪くなるために、腰や膝に負担がかかってくるのです。
また、もともと腰が痛くて整体に行ったら、巻き爪を指摘されたというようなパターンもよくあります。
加齢とともに歩行困難になる
こちらも、前述しましたが、痛みを庇うがゆえの身体の歪みから起こります。
歩くときには、全体重が足にかかるわけですから、痛みでバランスを崩していると、自分で気づかないうちに関節や筋肉が使われなくなり、つまづきやすくなっていくことが考えられます。
実際に、加齢とともに巻き爪が理由となって、歩行困難や、転倒してしまうということがよくあります。
タコ・ウオノメを併発する
人間のみならず、動物の場合も、爪がないと足に力が入らなくなるといわれています。
巻き爪で力が入らない場合も同じで、その代わりに足の違う部分で体重を支えるようになります。
すると、本来足の指に加わるはずの力がほかの場所に集中してしまうため、タコ・ウオノメなど、さらなるトラブルを引き起こすのです。
タコやウオノメができてしまうと、痛みから足の裏さえも地面につくことが困難になります。
また、巻き爪が原因となるタコやウオノメは、巻き爪が改善しない限り何度でも繰り返すこととなるため、注意が必要です。
陥入爪になる
巻き爪を放置したり、もしも巻き爪が悪化した場合に、陥入爪(かんにゅうそう)と呼ばれる、爪が皮膚に食い込んでしまう症状を引き起こすことがあります。
万が一、陥入爪になってしまうと、腫れや痛み、また化膿や炎症を伴うことがあります。
化膿や炎症が起きた場合、手術が必要となるケースがあります。
巻き爪を悪化させないためには
巻き爪は、放置していたら治るものではないため、もしも今現在、軽度の巻き爪であることがわかったら、悪化させないようにすることが大切です。
実際に、補正をするまでもないけど、少し巻いている気がする。といった方をよくみます。
ここでは、巻き爪を悪化させない方法をお伝えしていきます。
正しい爪の切り方を心掛ける
まず、自分の足の爪を見たとき、どのような形になっているでしょうか?
手の爪のように、丸く切りそろえてはいないでしょうか?
実は、足の爪は、スクエアオフと呼ばれる、四角い形に爪切りをするのが好ましいとされています。
正しく切ることで、巻き爪の予防にも役立ちます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
自分に合った靴を選ぶ
次に重要なのが靴選びです。
現在の日本では、まだまだ自分に合った靴選びをしている方が少ないといわれています。
そのため、少し窮屈であったり、逆に大きくて靴の中で足が動いてしまうといったことが起こります。
また、おしゃれの為にハイヒールなど、つま先に負荷のかかる靴を選んでいる方もよく見ます。
しかし、巻き爪で悩んでいる方にはこういった靴はおすすめできません。
なるべく靴の中で足が動いてしまうことのないように、バンドのついている靴を選ぶか、足袋型になっているような靴を選ぶのがおすすめです。
もしデザインは気に入っているけれど、履くと痛いと感じる場合は、靴の補正や中敷き補正をしてくれる専門店に相談されてみるといいでしょう。
シューズドクターおがわでは、熟練した専門スタッフが靴やインソールの提案を行い、足の悩みを解決してくれます。ぜひ、以下のリンクから詳細をご確認ください。
早めの補正がカギ!
ここまで巻き爪を悪化させないための方法をお伝えしました。
巻き爪は、軽い症状であれ、放置していても治るものではありません。
もしも、今すでに痛みのある巻き爪の場合には、早急に対処する必要があります。
巻き爪補正や巻き爪矯正には、様々なものがありますが、ご自身の生活習慣やニーズによって選ぶことをおすすめいたします。
こちらの記事で、補正の種類や手術について詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
痛くない巻き爪のケア方法
巻き爪は症状が悪化すると指の肉に爪が食い込んで痛みがでてくるため、痛みのない状態から早めのケアを行うことが重要になります。
巻き爪がまだ痛くない段階であればセルフケアで改善できる可能性が高いです。
以下では、痛くない巻き爪のケア方法について詳しく説明します。
①市販の矯正器具を使用する
巻き爪がまだ痛くなく、専門の機関を受診するまでもないといった段階の場合は、市販の矯正器具を使ってケアすることをおすすめします。
市販の矯正器具には、プレートタイプ、クリップタイプ、ワイヤータイプ、テープタイプなど多くの種類があります。
巻き爪を矯正したいのであれば、しっかり爪の形を固定できるプレートタイプ、クリップタイプ、ワイヤータイプの矯正器具が効果的です。
また、巻き爪の食い込みを和らげたい方は、皮膚を爪から引き離すように貼れるテープタイプの矯正器具を選ばれるといいでしょう。
②爪の保湿を習慣にする
巻き爪の悪化を防ぎ、改善させるには爪と周囲の皮膚を適切に保湿することが大切です。
乾燥した爪は硬くもろくなり、外部からのダメージを受けやすくなるため、巻き爪だけでなく割れ爪や二枚爪、ささくれの原因になることもあります。
爪を乾燥させないためには、肌と同様に爪も適度に保湿する習慣をつけることがおすすめです。
爪を保湿する際は、保湿クリームやオイルを使用して爪とその周囲をマッサージするように塗り広げて、最後に足全体を保湿する方法が効果的です。
③歩行習慣と歩き方の見直し
意外と思われるかもしれませんが、巻き爪の進行には歩き不足が関係していることがあります。
足趾を踏ん張って歩くことで足の爪に適度な圧力がかかるため、爪の巻いていく習性を抑えることができます。
一日5,000~6,000歩以上(ウォーキング1時間程度)歩くと体の健康的にも良いとされています。
正しい歩き方のポイントは以下の通りです。
- 足のつま先を正面に向けて歩く
- かかとから地面に着地し、足の裏全体に重心をかける
- 上半身が前に出るときには、重心を小指側にかけ、反対の足が着地する際には重心を親指側に移動させる
- 着地を終える際には親指を押し出すイメージを持つ
これらのポイントを意識しながら、日常の歩行を行うことで巻き爪の予防と改善に効果的です。
巻き爪など爪のトラブルでお悩みの方は
今回は、巻き爪が痛くないという場合の原因や、放っておくと起こる身体への影響についてご紹介いたしました!
すでに巻き爪や陥入爪で悩まれている場合も、正しい爪の切り方を意識することで、症状の悪化を抑えることが可能です。
巻き爪ケアREPOSでは、巻き爪・陥入爪補正、割れ爪・欠け爪補正を1ヶ所5,500円からお受けしています。
ご自分で爪切りができない方へ、爪切りメニューもございます。
また、当店では薄い爪の為の補強メニューもございます。
医療用のジェルを使用し、活性剤を使用して硬化させるため、ジェルネイル特有の縮む作用はありません。
そのため爪に負荷をかけることなく補強することが可能です。
今現在、爪のトラブルでお悩みの方はぜひ一度ご相談にお越しください。
当店では、衛生管理上の観点から細菌感染が認められる場合施術をお断りさせていただきます。
爪水虫の疑いがある場合には、一度皮膚科で細菌検査を受診してからお問い合わせ下さい。
また、ひどく化膿している場合や、出血がみられる場合にも施術をお断りさせていただきます。
ご了承ください。