巻き爪で病院を受診するなら何科?治療内容についてもご紹介!
こんにちは!巻き爪ケア新宿『care salon REPOS』店長の遊佐(ゆさ)です。
巻き爪でお悩みの方や、巻き爪補正をお考えの方に向けて、爪に関するお役立ち情報をお届けしています。
爪が内側にぐるっと巻いていく状態のことを巻き爪といいますが、実際に巻き爪になった場合、どこに行けばいいか迷うものですよね。
今回は、巻き爪になった場合に受診すべきなのは何科なのか?についてご紹介いたします。
受診すべき科のほかにも、受診目安や治療内容についてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
巻き爪になったら何科へ行けばいい?
巻き爪や陥入爪など爪のトラブルが発生した場合、どこに行くか迷う方も多いかと思います。
そんな時はまず、ご自身のトラブルがどの程度であるかを判断して行く病院を決めると良いでしょう。
ここでは、病院に行く場合の受診目安と何科を受診すればよいのかご紹介いたします。
病院へ行く場合の受診目安
痛みがある部分を確認した時に、その部分が化膿しているか、炎症しているか、出血しているといった場合には、早急に受診した方が良いケースであると言えます。
なぜなら、化膿や炎症を起こしている場合には、自分で触ることはもちろん、巻き爪ケアなどを目的とする施術所では対応できない場合が多いからです。
また、放置してしまうことで治りも遅くなることや、さらに症状が悪化する可能性もあるため注意が必要です。
受診するのは何科?
巻き爪治療に関して対応できるのは、皮膚科・形成外科・整形外科となります。
しかし、外科的処置や保存療法など巻き爪の治療方法は統一されていないため、それぞれの病院が得意な方法で対応していることが多いと言われています。
それぞれが得意とするのは以下となるため、治療してほしい内容と合う科を受診すると良いでしょう。
- 皮膚科
- 外用薬や内服薬の処方、コットンパックやテーピングで手術は行わない
- 形成外科
- 外科的治療がメイン、主に抜爪や手術を行う
- 巻き爪ケアサロンや接骨院
- プレート法などの補正や矯正がメイン、医療行為ではないため化膿や出血があると対応不可
巻き爪の治療方法
巻き爪で病院を受診する場合の受診目安と行くならば何科に行くかご紹介しました。
ここでは医療機関で受けられる治療内容についてお伝えしていきます。
皮膚科で行われる治療
皮膚科では、主にコットンパックやテーピングの保存療法が主流です。
適応しているのは軽度の巻き爪で、出血や化膿を起こしていない場合に用いられます。
また、これらの保存療法と併せて抗菌剤内服や外用薬の処方がある場合もあり、軽度の症状ではこれらの治療で軽快することがほとんどです。
巻き爪の症状が悪化していて、肉芽などが出来ている場合に用いられるのは液体窒素療法となり、液体窒素療法は皮膚科が得意とする治療の一つで、イボの治療に効果があります。
肉芽になっている部分を凍結壊死させることにより、痛みを軽減させる方法です。
ただし、皮膚科で行われる治療は軽症の場合に効果のあるものであり、根本的に巻き爪の治療をしているわけではないため効果には限界があると言えるでしょう。
整形外科で行われる治療
整形外科では、主にワイヤー矯正を行います。
先述した皮膚科での治療では改善しない場合に、ワイヤー矯正で改善できる場合があります。
ワイヤー矯正は、巻き込んだ爪をワイヤーで引っ張りだして固定をすることで矯正していくといった治療方法です。
つの字に巻いている場合や、巻き込みが深くても矯正ができる方法ですが、程度によっては改善されない場合もあります。
また、ワイヤー矯正は爪が伸びた白い部分で行うため、爪の根もと側にはアプローチすることが出来ません。
しかし、整形外科では足の専門家がいることが多いため、巻き爪になっている原因を歩き方や足の形から見つけることが可能です。
巻き爪が原因となって腰痛や膝の痛みなどを引き起こしている場合も、巻き爪と同時に治療することができるというのが整形外科のメリットではないでしょうか。
形成外科で行われる治療
形成外科では、より根治的な手術治療を行います。
皮膚科や整形外科などでも改善が見られない場合や、症状が重度の場合には形成外科での治療を検討すると良いでしょう。
巻き爪の手術にも様々な方法がありますが、現在ではフェノール法と呼ばれる手術が主流となっています。
- フェノール法とは
- 巻き爪によって爪が食いこんでいる部分を切除したのちに、フェノール液というたんぱく質を変性させる薬剤を塗ることで、爪が生えないようにする手術。
巻き爪の治療費は保険適応?
病院で行われる治療内容についてご紹介しました。
どこに行くかによって治療内容や治療の程度も違うため、ご自身の巻き爪がどの程度かを把握したうえで選ぶことをおすすめします。
ここでは、巻き爪の治療は保険適応になるのかを見ていきます。
保険適応となる治療
皮膚科での内服薬・外用薬の処方や液体窒素療法の場合、保険適応となります。
また、形成外科で行われる手術療法は全て保険適応です。
しかし、金額は一律ではなく、病院により異なるため事前に問い合わせして確認する必要があります。
保険適応とならない治療
整形外科で行うワイヤーを用いた矯正療法では、保険適応外となります。
そのため、全額自費で受診することになり、病院によって金額も異なるので注意が必要です。
また、接骨院やサロンなど、医師以外が行う補正や矯正も保険適応外となっています。
ご自身が行きたいと思ったところが保険適応か保険適応外か気になる場合には、必ず問い合わせを先にしておくと良いでしょう。
巻き爪治療を行う上での注意点
ここまで様々な治療方法をご紹介してまいりました。
巻き爪治療は種類も多く、病院によって受けられる治療も異なります。
最後に巻き爪治療を行う上で大切なポイントをご紹介します。
爪の専門家以外で治療は行わない
巻き爪治療は数多くの病院で行うことができますが、必ず爪の専門家がいるところで治療を行うことをおすすめいたします。
特に手術療法では、失敗例も多く存在しており、何度も手術を重ねることになってしまった事例もあります。
整形外科や形成外科だからといって、爪という分野が専門外の場合、のちに後悔してしまうことも少なくありません。
そのため、手術療法を選択する場合には、専門家がいる場所を選ぶようにしましょう。
巻き爪など爪のトラブルでお悩みの方は
今回は、巻き爪で病院へ行く場合に何科を受診するかについてご紹介いたしました。
巻き爪治療には様々な種類や方法があるため、しっかり選ぶことが大切です。
巻き爪ケアREPOSでは、巻き爪・陥入爪補正、割れ爪・欠け爪補正を1ヶ所5,500円からお受けしています。
手術はしたくないという方や、痛みに敏感な方でも安心して補正を受けていただけます。
また、当店では薄い爪の為の補強メニューもございます。
医療用のジェルを使用し、活性剤を使用して硬化させるため、ジェルネイル特有の縮む作用はありません。
そのため爪に負荷をかけることなく補強することが可能です。
爪のトラブルでお悩みの方はぜひ一度ご相談にお越しください。
当店では、衛生管理上の観点から細菌感染が認められる場合施術をお断りさせていただきます。
爪水虫の疑いがある場合には、一度皮膚科で細菌検査を受診してからお問い合わせ下さい。
また、ひどく化膿している場合や、出血がみられる場合にも施術をお断りさせていただきます。
ご了承ください。